西武・本田7回1/3 0封4勝  辻監督「完封させたかった」

西日本スポーツ

ロッテ戦に先発し、4勝目を挙げた西武の本田 拡大

ロッテ戦に先発し、4勝目を挙げた西武の本田

 ◆ロッテ0-5西武(6日・ZOZOマリンスタジアム)

 充実感と悔しさが複雑に絡み合った。8回。本田が1死一、二塁のピンチをつくると、辻監督が主審に交代を告げた。完封ペースで快投を続けていた右腕は、自己最長タイの7回1/3を無失点で降板。4勝目に「勝ててほっとしている。投げている以上はイニングを完了させたかったので悔しい気持ちはある」と胸の内を語った。

 2~4回はいずれも先頭打者に安打を許すなど走者を背負っても、粘り強さを発揮した。奪三振は一つだけ。それでも無四球と制球力で凡打の山を築いた。「全部の球種である程度コントロールできていた。一人一人打ち取ることを考えた」。7回を終えて84球。前日の継投失敗も頭に浮かんだのか、辻監督は「球数も少なかったし、完封させたかった」と8回も続投を指示した。

 本田は8回1死から連打を浴び、期待に応えられなかった。だが今季のロッテ戦は3戦3勝。3勝目を挙げた6月29日のオリックス戦(メットライフドーム)から2試合連続無失点と覚醒しつつある。「中6日を調整というより課題をつぶしてステップアップする時間にしている」と力を込めた。サッカー元日本代表の本田圭佑と同姓同名の話題が先行していたが、今やローテの一角として存在感を高めている。

 11日には地元仙台でのフレッシュ球宴に臨む。「なるべく1イニングを3人で抑えられたら」と決意。成長著しい右腕が、チームに今季40勝目と2位浮上をもたらした。 (小畑大悟)

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