刺激し合う周東と3軍勢/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

1回無死、楽天・辛島(手前)から左越え三塁打を放つ周東=7月4日 拡大

1回無死、楽天・辛島(手前)から左越え三塁打を放つ周東=7月4日

ヤフオクドームのスタンドから観戦する3軍の選手たち=7月4日

 4日にヤフオクドームで行われた楽天戦を、筑後のファーム施設で普段活動する3軍メンバーが訪れた。育成登録選手が中心で、シーズンを戦う1軍ナインの一挙手一投足に目を凝らしていた。その見られる側でひときわ気合が入っていたのが、1番二塁でスタメン出場した周東だった。

 3月に支配下登録されたばかりの23歳。同じ試合に出場していた千賀や甲斐、牧原も育成ドラフト出身だが、見学メンバーが最も身近に思える存在だったはずだ。周東は初回に三塁打を放って先制のホームを踏むなど勝利に貢献。スタンドで見守った仲間へ、刺激と勇気を与えたに違いない。

 ただ周東が気合を入れていたのはそのためだけではない。逆に切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間に見られることで刺激をもらっていた。「何とかいいところを見せたいと」。努力を重ねて今の立場にいるが確約されたものではない。言葉から決して譲らないという強い思いを感じた。 (山田孝人)

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