内川聖一9戦連続H ここ10戦の打率は4割超

西日本スポーツ

1回1死一塁、先制の適時二塁打を放つ内川 拡大

1回1死一塁、先制の適時二塁打を放つ内川

1回、先制打を放ち、拳を突き上げる内川 3回2死、左前打を放つ内川 5回2死、左前打を放つ内川 8回1死、中前打を放つ内川 内川の最近10試合の打席結果

 ◆オリックス5-2ソフトバンク(7日・京セラドーム大阪)

 今季2度目の指名打者で出場した内川がしっかり仕事を果たした。自身がホークスに加入した2011年以来の10連勝を懸けた一戦。初回1死一塁、竹安の内角低めの直球を左肘を抜きながら体を鋭く回転させるスイングで引っ張った。打球は左翼頭上を越え、一走の牧原が一気に生還した。

 2打席目はスライダーを、3打席目はカーブを、それぞれ左前に運んだ。勢いのまま、8回1死からは近藤のカットボールを追い込まれながら中前へのクリーンヒット。6月20日ヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目の1試合4安打。チームは負けを喫し、打棒が勝利に結びつかなかっただけに「素直には喜べないけど。打席の中で自分のやれることができればと思っている」と表情は硬かったが、ここ10戦の打率は4割1分5厘と猛威を振るい、シーズン通算でも2割6分7厘まではね上げた。

 9連勝が始まった6月30日の巨人戦こそ4打数無安打で打率は2割3分8厘まで落ち込んだが、そこから9試合連続安打で、そのうち複数安打が5度。この試合でも4安打と結果を出し、「ずっと出て(攻守で)集中してもらっているから、今日は打つ方に専念してもらおうと思います」と6月15日DeNA戦(ヤフオクドーム)以来の指名打者起用を決めた工藤監督の期待に応えた。

 5日オリックス戦の8回の守備で、モヤの一、二塁間への打球を倒れ込むようにして捕球する場面があった。「飛び込むには近すぎるし、手を伸ばして届かないのも嫌。だから、あんな形になった」。地面に左脚を打ちつけ苦悶(くもん)の表情を見せたが、集中し続ける守備で今季は失策0を継続中。光るグラブさばきとともに“本業”のバットも今、手がつけられなくなっている。 (鎌田真一郎)

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