これが西武の180億円新拠点 選手流出に歯止めなるか

西日本スポーツ

 西武が総額約180億円をかけて進めている施設改修事業の第1弾、選手寮「若獅子寮」と室内練習場「ライオンズトレーニングセンター」が完成し、9日から本格的な使用が始まった。

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 本拠地メットライフドームに隣接する敷地に建設された。寮の居住スペースは12日に稼働し、新設のグッズショップ「ライオンズ チームストア フラッグス」は15日にオープン。球団のオフィス棟も24日に稼働する。

 これまでの室内練習場は本拠地移転の1979年から40年が経過し、老朽化が著しかった。新しいトレーニングセンターは50メートル×50メートルの敷地に5つのブルペン、4つの打撃ケージを備え、メットライフドームと同様の人工芝を導入。ファンが練習を見学できるスペースも設けた。

 トレーニングセンターに隣接する選手寮は室数がこれまでの20から28に増加。トレーナー室はこれまでの2倍のスペースを確保し、寮の居住者に限らず所属選手全員分のロッカーを用意する。旧室内練習場と寮は8月から解体作業に入り、跡地にはサブグラウンドやブルペンが新設される予定だ。

 西武が今回の改修計画を2017年11月に発表した際、後藤オーナーは「ライオンズは西武グループのシンボル。これだけの設備があれば魅力的。今回の改修が選手の流出防止に大きく役立ってほしい」と話していた。昨年オフの浅村(楽天)、炭谷(巨人)までFAによる他球団への移籍は12球団最多の通算18人。毎年のように選手がチームを去る一因が老朽化した施設の問題にあるとされ、後藤オーナーも歯止めの策として期待を寄せていた。

 今後、メットライフドームもスタンドや大型ビジョン、音響、照明などの設備を改修する予定。ドーム球場ながら密閉空間ではないため課題となっている夏の暑さについても、一、三塁側ダグアウトに空調ダクトを新たに通して冷気をグラウンドに運ぶなど対策を進めるという。

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