「高校生ではいない」スカウト陣称賛、九州学院の友田いきなり3ラン

西日本スポーツ

大津戦の初回、左越えに先制3ランを放ってホームインする九州学院の友田 拡大

大津戦の初回、左越えに先制3ランを放ってホームインする九州学院の友田

友田に熱視線を送るスカウトたち 九州学院ー大津の試合結果

 ◆高校野球熊本大会1回戦:九州学院8―0大津【7回コールド】(9日・県営八代野球場)

 その一撃で鬼門を粉砕した。初回2死一、二塁。九州学院の友田が、大津の右腕エース生田惇一郎(3年)の真っすぐを捉えた打球は県営八代野球場の左中間席(両翼97・6メートル、中堅122メートル)に消えた。高校通算11号の先制3ランだ。

 「コンパクトに打てたね。相手はいいピッチャーだった。打てないか、と思っていた」と坂井宏安監督も主砲の一発を勝因に挙げた。生田はこの試合で最速142キロをマークし、プロのスカウトも注目。友田はその得意球を狙い打ちした。

 本人は「先制点が欲しい場面。ワンヒットでいいと思っていました。芯に当たったし、左中間を破るかな、と」とアーチにちょっと驚く。打撃に磨きがかかったのはここ1カ月。坂井監督から下半身の体重移動をより意識した打撃をアドバイスされ、結果が出なくても黙々と練習した成果が大事な夏に開花しつつある。今では「打つのは自信があります」ときっぱり言えるまでに体得。打席に立つのが楽しくて仕方ない様子だ。

 九州学院出身と言えば、今売り出し中の村上宗隆(ヤクルト)。友田が1年の時、3年だった村上の姿を見てきた。「すごい選手。宗隆さんに追い付き、追い越したい」。同じ捕手の先輩を目標に高みを目指す。

 九州学院は昨夏、昨秋とも初戦敗退したが、2試合とも会場は県営八代野球場。「うちはここが鬼門。いい思い出がない。コールド勝ちは初めて」と坂井監督が声を上ずらせた。2回戦は舞台をリブワーク藤崎台球場に移し、21世紀枠で選抜大会に出場したシード校の熊本西と対戦。「相手は春の九州4強。先制点を取りたい」。友田はノーシードからの雪辱を描く。 (森本博樹)

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