ソフトバンク救援力全開0封リレー 工藤監督「非常に大きい」

西日本スポーツ

西武に連勝し、喜ぶ投手陣。(左から)甲斐野、高橋礼、高橋純、加治屋、嘉弥真 拡大

西武に連勝し、喜ぶ投手陣。(左から)甲斐野、高橋礼、高橋純、加治屋、嘉弥真

登録抹消されたモイネロ モイネロの年度別登板成績

 ◆ソフトバンク3―2西武(9日・ヤフオクドーム)

 前日8日に今季両リーグ最長タイの5時間21分の激戦を制した福岡ソフトバンクが、初回の福田の2ランと上林の適時打による3点だけで競り勝った。「西武キラー」を襲名した先発の高橋礼が5回2失点と粘り、4人の救援陣も6回以降を零封リレー。2時間59分で接戦を制し、9連勝の後は1敗を挟んで2連勝。2位日本ハムとのゲーム差を7に広げ、きょう10日の前半戦ラストゲームに臨む。

 わずか1点リードの最終回、2死一塁で源田を一ゴロに打ち取ると、甲斐野が遠慮気味に右拳を握りしめ、笑みをこぼした。前日8日は同じく1点リードの9回に一時逆転となる2ランを被弾。この日も長打なら同点、一発を食らえば試合をひっくり返される究極の状況だったが、一夜でリベンジに成功しチームの連勝を守り切った。

 「(8日に)ああいう場面で逆転されてしまって、今日投げたかった。最初のころは打たれてひきずって失敗していたけど、昨日はベンチで切り替えて、明日絶対やり返すという気持ちだった」

 森の離脱後、代役で守護神を任されているルーキーは、新人離れした心のタフさで7セーブ目を挙げた。交流戦後のここまで11試合で7度登板し、6セーブ。プロ1年目とは思えない頼もしさで、投打に故障離脱者が続出しているチームの快進撃を支えているが、この日はその甲斐野へバトンをつなぐまでの救援陣も大きな仕事を果たした。

 試合前、ここまでともにチームトップの37試合登板、19ホールドをマークしているセットアッパーのモイネロが右膝の痛みを訴え登録を抹消された。開幕前からサファテ、岩崎が長期離脱している中、森に続いてのモイネロの離脱。「勝ちパターン」を任され続けてきた投手陣がこれだけそろって戦列を離れることは緊急事態以外の何ものでもないが、それを埋める力が今のチームにはある。

PR

PR

注目のテーマ