夏初戦に同姓3人が同時出場 血縁関係なく数奇な縁

西日本スポーツ

 ◆高校野球佐賀大会2回戦:塩田工・嬉野3-4伊万里(11日・みどりの森県営球場)

 伊万里の「まえだまえだ」がこの夏の活躍を誓う。ベンチには前田蘭丸(3年)、前田大斗、前田大樹(ともに2年)の3人の前田がいる。塩田工・嬉野の合同チームとの初戦では大斗は3番で9回に逆転を決める適時三塁打を放ち、大樹は守備固めで8回に出場。蘭丸は代打で三振に倒れた。

 3人に血縁関係はなく同姓の他人だが、2年生の大斗と大樹は小学生のときに「二里少年」のチームメートだった。中学校では大斗が硬式クラブに進み、大樹は中学で軟式野球部に入り道は分かれたが、高校は「一緒に甲子園に行こう」と再び同じチームで白球を追うことを決めた。

 大斗は昨秋からレギュラーになり主軸を任されたが、大樹は昨年6月に打球があごに当たる大けがをして練習復帰が冬になったため、2人でベンチに入ったのは今春から。夏もそろってベンチ入りを果たした。

 入学する直前の春に先輩たちが甲子園へ出場。「自分たちも甲子園に行きたい」。昨夏はスタンドで味わった初戦敗退の悔しさをグラウンドで晴らし、夢に向かって1戦1戦進んでいく。

PR

PR

注目のテーマ