ソフトバンク千賀、大谷超え球宴最速163キロ挑む

西日本スポーツ

 球宴最速に照準!! 「マイナビオールスターゲーム2019」の第1戦(12日・東京ドーム)に先発する福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が、大谷翔平(エンゼルス)が日本ハム時代の2014年にマークした球宴最速の162キロに挑む。今季開幕戦で自己最速の161キロを計測し、球宴を控えた11日には「スピードガンと対戦」と宣言。中7日と休養も十分で、ファン投票と選手間投票の“2冠右腕”が主役を張る。

 ファン投票と選手間投票で“ダブル当選”した千賀は、シーズンとは違う高揚感を漂わせていた。前半戦は勝利数、勝率、奪三振がリーグトップで、防御率も同2位。138奪三振は12球団断トツで、球宴第1戦の先発を控えた11日には意外な対戦相手を指名した。

 「“スピードガンコンテスト”ができることはなかなかない。スピードガンと対戦してきます!」。千賀は独特の言い回しで球宴の魅力を表現した。結果を気にせずに力勝負ができる晴れ舞台で、今季開幕戦の初球でマークした161キロの自己最速に挑む。

 チームの勝利が何よりも重要な開幕戦は“リミッター”が作動していた。「あのときは(球速が)出る感覚があったけど、5回でへばってもいけないので抑えめだった」。その言葉通りに西武の強力打線を6回3安打無失点に封じ、大役をきっちり果たした。

 2回を投げる予定の球宴は、最初からエンジン全開でいける。数々の豪華メンバーがドラマを紡いできた球宴の最速記録は、14年に日本ハム時代の大谷がたたき出した162キロ。今の充実ぶりなら、大谷の球宴最速を更新することも十二分にありうる。

 前半戦最終登板だった4日の楽天戦では159キロをマーク。この試合は今季2度目の中5日での先発だった。当初は10日の西武戦にも中5日で登板するプランがあったが、快進撃で下位とのゲーム差が大きく開いたことで「連続中5日」は立ち消えになった。

 10日に投げた場合、球宴は極めて短い間隔での登板となっていた。「シーズンの疲れはあるけど、中1日や中2日で投げるよりはまし。(球速は)出ても160キロぐらいかな」と控えめに予想してみせたが、中7日での登板は大きなアドバンテージとなるはずだ。

 最大の注目は初回のマウンドだ。「2回はへろへろになっているかも」と初回に全力を注ぐつもりだ。球宴明けは19日の楽天戦での先発が見込まれる。スターが集う祭典で新たな歴史を刻み、2年ぶりのリーグ優勝が懸かる後半戦に弾みをつける。 (鎌田真一郎)

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ