元ソフトバンク川崎氏が現役復帰? 台湾コーチ就任で監督熱望

西日本スポーツ

川崎宗則氏 拡大

川崎宗則氏

 台湾プロ野球・味全の臨時コーチに就任する元ソフトバンクの川崎宗則氏(38)が11日、現地で現役復帰する可能性が出てきた。

 9日に公式フェイスブックで川崎氏の臨時コーチ就任を発表した味全は、11日に台北市内で、ドラフト指名選手の契約会見を実施。元台湾代表の葉君璋監督(46)、張泰山コーチ(42)ら首脳陣が登壇したタイミングで、川崎氏は司会者から「カワサキサン」と呼ばれて舞台袖から現れた。

 捕手だった現役時代、川崎氏がいた日本代表とも対戦した同監督は「客員(臨時)コーチだけでなく選手としても試合に出てもらいたい」と発言。「トップレベルの選手。実際にプレーして、姿勢や態度を若い選手に見てもらいたい」と話し、隣に立つ川崎氏は通訳を介して内容を聞いた。

 その後、球団は川崎氏が選手としてプレーする可能性について、葉監督が本人と意見交換し、体の状態も見て決めるとの認識を現地メディアに示している。

 1999年限りで解散した味全は今年6月に台湾プロ野球に復帰。今月1日のドラフトで期待の大型内野手・劉基鴻をはじめ大量32人を指名した。来年まず2軍に、2021年から1軍に参入予定となっている。

 今年10月から3カ月とみられる川崎氏の契約期間に公式戦はないが、台湾では11~12月にアジア・ウインターリーグが開催される。ソフトバンクも例年、選手を派遣しており、実現すれば古巣の若手と試合で再会する可能性も出てくる。

 川崎氏は首脳陣そろいのダークスーツにチームカラーの赤ネクタイで「ニーハオ」と第一声。ジャケットからメモを取り出し、中国語で「台湾の皆さん、川崎です。よろしくお願いします」とあいさつ。司会者の「シエシエ(謝謝=ありがとう)」に「プーカーチー(不客気=どういたしまして)」と返し、笑いを誘った。13日に同球団のファン向けイベントに出席する。