ソフトバンク吉住が好投 19歳2年目ドラ1飛躍の予感

西日本スポーツ

3回、無死三塁のピンチから後続を3者三振に仕留めたソフトバンク・吉住 拡大

3回、無死三塁のピンチから後続を3者三振に仕留めたソフトバンク・吉住

グラウンド整備の間に流れるリプレーをリラックスした表情で見る吉住(左)と増田

 ◆フレッシュオールスターゲーム:イースタン選抜1-5ウエスタン選抜(11日・楽天生命パーク宮城)

 若手有望選手によるフレッシュオールスターゲームが11日、楽天生命パーク宮城であり、ウエスタン・リーグ選抜が5‐1でイースタン・リーグ選抜に快勝し、2年連続の白星を挙げた。通算成績はウエスタン選抜の29勝20敗6分け。

 福岡ソフトバンク勢はウエスタン選抜で4選手が出場。2年目の吉住晴斗投手(19)が2番手で登板して、3者連続三振を奪うなど1回無失点と好投。新人の板東湧梧投手(23)も3番手で1回無失点と力投した。最優秀選手(MVP)は、初回の先頭打者本塁打を含む2安打を放った広島の小園海斗内野手(19)が選出された。

■無死三塁抑えた

 ゴールデンルーキー斬りで圧巻の投球を締めくくった。3回に2番手で登板した吉住が2死三塁で打席に迎えたのはロッテのドラフト1位藤原だった。「打たれたら映像に残りますね」。試合前に冗談を飛ばしていた右腕だったが、マウンドでは“ドラ1の1年先輩”としての意地を見せた。

 藤原を追い込んだ後の4球目、直球を要求した捕手のサインに首を振って投げ込んだチェンジアップでバットに空を切らせた。いきなり二塁打を許し、暴投で無死三塁のピンチを招いたが、3者連続三振で締めた。山形・鶴岡東高時代に練習試合で何度も訪れた仙台で1回無失点と好投し、プロ入り後初めて山形県鶴岡市から観戦に訪れた両親に最高の親孝行を果たし「いいところを見せられてよかった」と表情を緩めた。

 最速151キロ右腕として2018年にドラフト1位入団した吉住が少年時代に憧れたのは中日の山本昌だった。140キロに満たない直球と変化球を駆使して打者を抑える姿に感銘を受け、自身の投球も自然と「技巧派」に近づいていった。「人生で速い球を投げようと思ったことは一度もない。チェンジアップで打者のタイミングを外して空振りを奪うのが一番楽しい」

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