ソフトバンク高橋礼、初夢舞台堪能 近本のサイクルに“貢献”苦笑い

西日本スポーツ

1失点した7回の投球を終え、高橋礼(左)は苦笑いでベンチへ戻った 拡大

1失点した7回の投球を終え、高橋礼(左)は苦笑いでベンチへ戻った

6回から登板、2イニングを1失点の高橋礼 阪神・青柳(左)と投球時の手首の使い方について意見交換する高橋礼

 ◆マイナビオールスターゲーム2019第2戦:全セ11―3全パ(13日・甲子園)

 オールスターのタカ勢は本拠地で大暴れした虎の陰に隠れる形になった。球宴初登板の高橋礼投手(23)は6回からの2イニングを1失点。阪神・近本に三塁打を浴び、サイクル安打を達成させてしまった。野手陣で唯一の安打を放った甲斐拓也捕手(26)のキャノン発動が数少ない見せ場だった。2位に7ゲーム差で独走するリーグ戦は15日に再開。鬱憤(うっぷん)はここで晴らす。

■丸に交流戦の雪辱

 高橋礼にとっての初球宴は印象深いものとなった。6回から6番手で登板。2イニング目の7回だ。2死一塁で迎えたのは、三塁打が出ればサイクル安打となる阪神の近本だ。外寄りの真っすぐを捉えられた打球は左翼の頭を越え、全パの守備陣の“アシスト”もあり三塁打。歴史的瞬間の当事者の一人となった高橋礼は「(球宴)ならではの盛り上がりだったし、そういう意味では貢献できて良かったかな」と苦笑いした。

 もちろん2年目で初選出となった夢舞台で存在感も示した。6回無死一塁。6月22日の巨人戦で先制打を含む2打数2安打と打ち込まれた丸を迎えた。「千葉の先輩でもあるし、やり返したい」と意気込んで臨んだ対決。外角低めのスライダーで二ゴロ併殺に仕留めた。「交流戦の時は使えなかったシンカーも投げて抑えられた」と笑顔。2回1失点でも、ソフトバンクで先発ローテーションを担う実力もアピールだ。

 多くの実りもあった。第2戦の試合前は雨のため室内練習場で練習が行われ、先に汗を流していた全セのメンバーと交流する機会も持てた。同じ変則右腕の阪神青柳にはツーシームの握りなどを教わったという。「話せないと思っていたのでうれしかったです。試合では投げられなかったけど、今度試したい」と前を見据えた。前半戦で8勝を挙げた右腕は、目標の2桁勝利を目指して後半戦へ。「本当に楽しかった。またシーズンで頑張りたい」。夢舞台を堪能したサブマリンは気持ちを切り替えた。 (山田孝人)

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