瓜生歓喜のSG10V オーシャンカップ 【とこなめ】

西日本スポーツ

 2019年のSG第4弾、とこなめボートのSG「第24回オーシャンカップ」(優勝賞金3300万円)は最終日の15日、12Rで優勝戦を争い、1号艇の瓜生正義(43)=福岡=が、堂々と逃げてVゴール。16年のグランプリ以来、10個目のSGタイトルに輝いた。2着はSG連続Vに挑んだ地元の柳沢一(38)=愛知=が入り、3着は大会連覇を目指した毒島誠(35)=群馬=で決着した。6日間の総売上額は118億8586万4700円で、目標額(95億円)をはるかに上回る大盛況だった。

■ヒーロー

 年を重ねるたびに円熟味は増すばかり。瓜生正義がポールポジションで迎えたファイナル。誰よりもVに燃える池田の気迫にも、自らにも打ち勝った。「池田君が伸びてきて1Mは窮屈な旋回になり、柳沢君もいいターンをした。でもうまく回れた」。長年培ってきた経験値で見事に乗り越え、ゴール目前では頭を下げた。

 デビューから24年の月日が流れ、積み上げたSGタイトルは10個になったが「まだ実感はないですね」と感慨深げに振り返る。もうひとつ、3億円相当のインゴットが与えられるGRANDE5完全制覇へ、あとはクラシックを残すのみ。「実はコソッと狙っています(笑)。クラシックはぜひとも勝ちたいですね」と向上心は尽きず、現状に満足することはない。

 福岡支部を思う熱い気持ちも強さの秘訣(ひけつ)だ。「僕が優勝できたんだから後輩たちに奮起してほしい。テクに差はないどころか負けているぐらいです(笑)。だから羽野君とかにもSGで優勝してほしい」と熱烈なエールを送った。

 次節は第1回G2全国ボートレース甲子園(浜名湖)に参戦。「野球をしていたので、甲子園という響きにひかれますね。最善を尽くします」。記念すべき舞台にもその名を刻む。 (荒木翔吾)

 ◆瓜生正義(うりゅう・まさよし)1976年3月5日生まれ。福岡県出身。95年5月、若松デビューの76期。159センチ、51キロ。96年11月に平和島でデビュー初Vを飾った。G1は通算96優出、18V。通算では281優出、82V。同期には原田幸哉、魚谷智之、中島友和らがいる。

■戦い終わって

 柳沢 一(2着)Sは全速で、1Mも最高のターンができた。SG連覇はできなかったが、地元が盛り上がって良かった。

 毒島 誠(3着)足は完璧だっただけに不完全燃焼。1Mはもっといいターンがしたかった。せめて2着でゴールしたかった。

 中野次郎(4着)仕上がりは良かったが。6号艇では少し厳しかった。次はもっといい枠で乗れるように頑張ります。

 池田浩二(5着)差しに絞ったが、差し切れなかった。でもエンジンを思えばよくやったと思う。また頑張ります。

 興津 藍(6着)回り過ぎで、1Mは進んでいなかった。ただこういう舞台を目標にするという決心がついた。またコツコツやる。

【優勝戦VTR】

 進入はS展示も本番も動きはなく、枠なり3対3。S後はほぼ横一線のS隊形となった。1Mは先マイのイン瓜生に対して5コース柳沢がシャープなまくり差しで肉薄したが、BSで先行した瓜生が2Mをミスなく回って振り切った。柳沢は後方から懸命に猛追する毒島を最後までかわして2着を守り、その毒島が3着に入った。

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