西武1日で3位復帰 辻監督も称賛 十亀7回無失点、通算50勝

西日本スポーツ

ファンの声援に応える西武・十亀(右)と源田 拡大

ファンの声援に応える西武・十亀(右)と源田

 ◆西武5―1ロッテ(16日・メットライフドーム)

 2カ月ぶりの借金生活突入の危機を救った右腕が、本拠地のお立ち台に上がった。十亀が7回無失点で4勝目。5月29日楽天戦以来の白星で今季本拠地初勝利となった。8年目で区切りの通算50勝に到達。「そうなんですか。こうやって50勝も1軍で投げさせてもらった。一つずつ増やしてもっと貯金をつくれるようにしたい」と心地よく汗をぬぐった。

 涌井―細川の「元獅子バッテリー」を相手にして投げ合いで一歩も引かなかった。1点リードの5回1死一、二塁。打率リーグトップの荻野をフルカウントから内角カーブで見逃し三振に仕留めた。この打席では内角へも数球。「ちょっと甘かったけど、インコースの真っすぐが効いていたおかげ」。続く鈴木も一ゴロに打ち取ると、7回までゼロを並べた。

 後半戦初白星の辻監督も、十亀が節目の勝利を挙げる要因となった攻め方を称賛した。「なかなか点が取れない中、本当に良く粘ってくれた。右打者の内角を攻められていたのが好投につながった」。打者の懐を攻めての勝利で、チームに再び貯金をもたらした。

 交流戦から5戦4敗と好投が勝ちに結びつかない試合が続き、前半戦を終えた。球宴期間の2日間の休日は和歌山県の妻の実家に足を運んだ。今回の登板まで中6日と間隔は通常と変わらなかったが、思い切って2日とも休み近くの銭湯でリフレッシュ。「勝ちは素直にうれしい」と笑った右腕の奮起でチームは一日で3位に復帰だ。辻監督は「目先の一試合を必死にもぎ取る」と上位を追う決意を口にした。 (小畑大悟)

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