今宮、不安が消えた「三ゴロ」/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

2回、中前へ2点打を放つ今宮=7月15日 拡大

2回、中前へ2点打を放つ今宮=7月15日

 今宮の表情には明るさが戻っていた。28歳の誕生日だった15日、タマスタ筑後でのウエスタン・リーグ中日戦で、約1カ月ぶりに実戦復帰。2回に適時打を放つと、翌16日は盗塁も記録した。「2軍だけど誕生日に復帰できて、いいスタートが切れた」と喜んだ。

 昨年9月に痛めた左太もも裏。細心の注意を払っていたものの、今季もシーズンが進むにつれて思わしくなくなった。痛みをこらえてプレーを続けたが、今宮にとって満足のいくものではなかった。「フラストレーションがたまります」とこぼしたこともあった。

 治療やリハビリを重ね迎えた復帰戦の初回の第1打席。低めを引っ張った三ゴロだったが、ぐっと左脚で踏ん張れた痛烈な打球だった。「ずっとつらかった動きができた。何よりも収穫」。我慢を強いられてきた動きができたことが、何よりの手応えだった。グラシアルの離日は痛いが、不安が消えた頼れる男が帰ってくる日も近い。 (山田孝人)

PR

PR

注目のテーマ