ソフトバンク千賀5回一挙4失点 エースでも連敗止められず

西日本スポーツ

5回1死、楽天・茂木(左)に先制ソロを許した千賀 拡大

5回1死、楽天・茂木(左)に先制ソロを許した千賀

力投する千賀 千賀の今季登板成績 ホークス今季楽天戦成績

 ◆楽天5-1ソフトバンク(19日・楽天生命パーク宮城)

 滞空時間の長い打球は、青い特別ユニホームを着た楽天ファンで埋まった右翼席に消えた。序盤のピンチを何とか切り抜けた千賀と、完全投球を続ける美馬。先に失点したのは、千賀だった。5回1死。茂木に高めの152キロを振り切られ、先制ソロとされた。

 「先制されて、そこで踏ん張れなかった。こういう展開では、先に点をやると良くない。調子が良くないのは最近ずっと。その中での投球をしてきたけど、見直すところがある」

 反省点は茂木の一発だけではなく、その後の3失点にもあった。2死から島内に三塁打を許し、浅村への3球目がフォークをたたきつける暴投となり1点を追加された。さらに四球と内野安打で2人の走者を背負うと、銀次には148キロを捉えられ、右中間への2点二塁打とされた。

 1イニング4失点は今季最多タイで、ソトに満塁弾を浴びた6月14日のDeNA戦の6回以来今季2度目。仙台は午前中の雨の影響で蒸し暑く、千賀の頬には序盤から大粒の汗が伝った。この状況で、得点圏に走者を背負った1回と2回はいずれも22球を要し、球数はどんどんかさんでいった。

■6回4失点3敗目

 117球で完投した美馬とは対照的に、5回終了時の球数は112球。敗戦投手の唯一の収穫は6回の投球だった。5回にソロを浴びた茂木をフォークで三振に仕留めるなど、わずか10球で三者凡退に退けた。

 「やられた後の大事な1イニングをどう投げるか。一つのテーマだったし、(6回の)あの1イニングだけは良かった」。8三振は奪ったものの今季3敗目を喫し、4年連続のシーズン2桁勝利もお預け。「きょうは全部自分です」。チームの連敗を止められず、エースは責任を背負い込んだ。 (鎌田真一郎)

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