400号達成の西武中村、シーズン50本「これから出るかも」

西日本スポーツ

 ◆西武5-4オリックス(19日・メットライフドーム)

 西武で18年目の中村剛也内野手(35)がプロ野球20人目の通算400本塁打を達成した。延長11回、オリックス・増井から今季15号を左翼席に運んだ。西武の生え抜き選手では初の快挙。球史に残るアーチストは、後輩にも多大な影響を与えている。

 本塁打キング6度を誇る背番号「60」の大きな背中が育てたのが、現在のキングだ。昨年は47本で初タイトル、今年もリーグ最多の29本を放っている山川は「同じチームにいないと分からない。見よう見まねでやってきた。このチームにいられて、背中を見られたので、ぶれずにやってくることができた」と証言する。その上で「6年かけてやっとここまで来られた。でも、年間(の本塁打数)もそうだけど一個も勝てていない」といまだその背中は果てしなく遠く感じている。

 中村は「山川は日本で一番ホームランを打つ打者。(近年は)日本人の50本は出ていないし、50本打ってほしい」と目標50本塁打を公言する後輩に期待を込める。自身はシーズン48本が2009、11年の2回。「50本はめちゃくちゃ意識した。難しいですよ」と大台の壁を誰よりも知るだけに言葉も重い。そして続けた。「僕もこれから出るかもしれないし」。35歳。本塁打を追い求める姿は永遠に変わらない。 (小畑大悟)

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