【クローズアップ】丸野SG戦線へ殴り込む!!

西日本スポーツ

 全国屈指の難水面、びわこで育った経験が生きた。丸野一樹(27)=滋賀=は、準優10R、向かい風8メートルの悪天候ながら、同支部の先輩・和田を2コース差しで撃破。「1周2Mで舟が暴れたのは気になるが、この1着は大きい」と優出一番乗りを素直に喜んだ。

 今節は「調整を外していた」という1走目こそ5着だったが、その後はオール3連対。機力もリズムもしっかりと整えた。「出足と回り足が良くて、仕上がりは満足。もう微調整だけ。優勝戦もしっかりと準備をしたい」と威風堂々、泰然自若の構えだ。

 仲間の活躍にひしひしと刺激を受ける。丸野は今年は2月の地区選、6月の桐生周年と、G12優出。成績だけなら好調とも言えるが、それでも胸の内は不満がたらたら。それもそのはず、公私ともに仲のいい近畿地区の若手、通称「グラッチェ軍団」の仲間に先を越されているからだ。「(1期下の)上條(暢嵩)がG1を取り、(1期上の)木下(翔太)はSGで優出。木下なんか、現時点で約1000万円も獲得賞金が上なんですから」

 となれば、SG未経験の丸野にとってクラシックの出場権がかかるG2は、喉から手が出るほど欲しいタイトル。「そろそろSGに出場したい。リズムは最近の中で一番いいと思う。みんな勝ちたいけど、僕も勝ちにいく」。来年のSG戦線殴り込みへ、会心のハンドルでその道を切り開く。 (荒木翔吾)

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