西武・山川、2年連続最速30号 日本人では98年ゴジラ以来

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6回、3ランを放ち、ベンチ前でポーズを決める西武・山川 拡大

6回、3ランを放ち、ベンチ前でポーズを決める西武・山川

左中間へ3ランを放つ山川

 ◆西武10―3オリックス(21日・メットライフドーム)

 淡いブルーの「令王(レオ)ユニホーム」に身を包んだ3万人超のファンと声をそろえた。本拠地にとどろいた「どすこい!」の雄たけび。山川が2年連続となる両リーグ最速30号到達を、値千金の逆転3ランで決めた。

 1点を勝ち越された直後の6回無死一、三塁。代わったばかりの比嘉のスライダーに反応した。「三振したくないと思って打席に入った。今の状態では本塁打を狙って打つのは厳しい。来た球を打っただけ。打った瞬間の手応えは完璧だった。久々に得点圏で本塁打が出たのは良かった」。長距離砲だからこそ感じた手応えを、大勢のファンが待つ左翼芝生席の中段まで届けた。

 前打席では全力疾走で投手内野安打をつかみ取った。一度はアウトとなったがリクエストで判定が覆り、思わず一塁ベースコーチとハイタッチを交わした。これが18打席ぶりの安打。「すごく大きかった。久しぶりのヒットで気持ち的にもホッとした」。そして飛び出した後半戦初、6試合ぶりの30号。本拠地では6月6日の広島戦以来、約1カ月半ぶりの一発となった。

 2年連続での30号一番乗り。「ちょっと時間がかかったので…。ポンポンと打てたわけじゃない」と喜びはない。ハイペースでアーチを積み上げてきたが交流戦途中からスローダウン。43試合目で20号を放った後、30号までの10本には45試合もかかっており、年間49本ペースと目標の50発を下回る。「50発は流れに乗らないといけない。これからまた流れをつかめれば無理ではない」。4番の復活弾でチームも2カード連続勝ち越し。V2にはこの男のどでかいアーチが欠かせない。 (小畑大悟)

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 西武・辻監督(山川について)「久々ですね。やっといい形でいいところで打ってくれた。うちの4番だから。彼が打たないとチームは勝てないぐらいの気持ちでやってほしい。非常に大きなホームランでした」

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