早く見たいタカの完投星/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

 敵ながらあっぱれ、だった。19日に8回までホークス打線を完全投球で抑え込んだ楽天の美馬だ。1球ごとに大歓声がわき起こり、異様な雰囲気に包まれた。ノーヒットノーランさえ目の前で見たことのない記者も、自然と脈が早くなった。

 連敗中ながらホークスも意地を見せた。9回先頭で明石が四球を選ぶと、栗原が左前打で続き、上林の適時三塁打で完封を阻止。偉業達成の難しさを痛感した。

 過去の完全試合達成者は15人いるがホークスでの達成者はおらず、延べ79人計90回のノーヒットノーランも1943年の別所昭だけ。そんな偉業もいつかは見てみたいのだが、そのためには少なくとも9回まで投げ切らなくてはならない。

 今季ホークスの完投は、4月17日ロッテ戦で大竹が負け試合でマークした1度。美馬の完投により、パ・リーグで完投勝利がないのはホークスだけになった。まずはチームも救う快投を期待する。 (鎌田真一郎)

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