大分工4強、主将の今宮3安打4打点 ソフトバンク今宮と「似ている」の声も

西日本スポーツ

 ◆高校野球大分大会準々決勝:杵築3―4大分工【延長11回】(24日・別大興産スタジアム)

 大分工が夏の甲子園に出場した2010年以来の準決勝進出を決めた。主将の今宮悠斗(3年)が先制の適時二塁打を放つなど3打点を挙げた。

 延長11回の熱戦の末に杵築を振り切った。9年ぶりに準決勝へ進んだ大分工を引っ張ったのは、主将の今宮だ。初回1死二、三塁で中越えに先制の適時二塁打。8回は右前適時打を放ち、チームの4得点のうち、3点を一人でたたき出した。

 今夏はここまでの2試合で3番だったが、準々決勝は4番。「大会に入っていい当たりがなかったけど、雨天順延の期間の練習で調子が上がってきた」。リラックスしていい打球を飛ばした練習のイメージで打席に立ち、期待に応えた。

 同じ大分出身で、明豊時代に甲子園で大活躍した今宮健太(福岡ソフトバンク)と同姓。「構えが似ていると言われたこともあります」と笑う。周囲の声でより意識するようになり、インターネットの動画で今宮の打撃フォームを研究した。

 現在の少し力を抜いた構えは今宮流だ。守備のポジションは捕手で「打者としては今宮選手、捕手では甲斐(拓也)選手に憧れています」と明かす。地元出身の大先輩をリスペクトして、「ダイコー」の今宮は最後の夏へ力を蓄えてきた。

 リードでも懸命に投手を支えた。2試合連続完封だったエース日高翔太(3年)は同点とされた9回の途中で降板となったが、今夏初登板の田中健聖(2年)を「伸びのある直球を生かした」と好リードし、打者8人を無安打の好投を引き出した。

 「投手の持ち味を生かすことを意識している。リードは面白いし、肩にも自信がある」。元投手で、捕手に本格的に転向したのは高校入学後ながら、山本一孝監督も「うちの中心は日高と今宮のバッテリー」と信頼を寄せる。準決勝の相手は昨夏王者の藤蔭。「次もいいところで打ちたい」。9年ぶりの甲子園まであと2勝だ。 (前田泰子)

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