純平がベンチから見た夏/プロ野球番記者コラム

西日本スポーツ

 最速163キロ右腕の佐々木朗希投手(3年)が登板することなく、大船渡高が岩手県大会の決勝で敗れた。同校の監督は故障を防ぐためと理由を説明したという。甲子園出場以上に「球界の宝」の保護を優先した形だ。

 「僕はケガをしていたので、状況が違いますけど…」。高橋純も佐々木と同じく高校最後の夏をベンチで見届けた。「悔しさ、とは違った。チームが強くなったのをすごく感じた」と振り返る。

 県岐阜商高3年春の選抜大会で最速150キロをマークした右腕は、左太もも裏肉離れで岐阜大会は救援で1試合に投げたのみ。敗れた準決勝の斐太高戦での登板もかなわなかったが、自身のケガを機にチーム力が上がったことを実感したという。

 「みんなでどうにかしようと。今年のホークスみたい」。今季は柳田を筆頭に投打で主力が相次いで離脱する中、その穴を埋めようと新戦力が続々台頭。4年目でブレークした右腕は、高3の夏と“今”を重ね合わせた。 (鎌田真一郎)

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