ソフトバンク4年ぶりロッテに10敗 明らか苦戦要因

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4―7ロッテ(25日・ヤフオクドーム)

 「チャンピオン奪Sh!ブルー」に染まった本拠地が青ざめた。開幕から先発ローテを守る大竹耕太郎投手(24)が、自己ワーストの1試合4被弾で6失点KO。4回に中村奨、レアードの2者連続ソロと井上のソロで逆転を許し、6回には井上に2打席連発となる2ランを浴びた。チームの被本塁打もロッテ戦の25本がカード別最多。連勝は3で止まり、後半戦初対戦での3連戦3連勝を逃してロッテに今季10敗目。本拠地での「鷹の祭典」も今季3試合目で初黒星を喫した。

■9安打6失点

 天敵ロッテへの苦手意識を、嫌でも再認識させられる豪快な一発だった。1点を追う6回無死一塁。大竹が投じた135キロの低め直球は、井上に左翼席中段まで運ばれた。屈辱の2打席連発を許し、自己ワーストの1試合4被弾。この回途中での降板に「自分の実力不足」とうなだれた。

 1点リードの4回には2者連続を含む3被弾。「ボールが高く、長打にされてしまった。何試合も同じように失点を繰り返しチームに本当に申し訳ない。もう一度、自分の投球を見直さなければいけない」。4失点以上は5戦連続で、6失点は今季最多タイだった。

 この3連戦はロッテの破壊力に改めて直面した。レアードに3試合連発、井上には2度も2打席連発を食らうなど、今季の同一カード3連戦では最多の9被弾。今季ロッテ戦の被本塁打はカード別最多の25本だ。後半戦初対戦は2勝1敗で今季初めて勝ち越したものの、早くも4年ぶりのシーズン10敗目を喫した。

 本拠地での大盤振る舞いに、工藤監督も「すいません。そこはしっかりとまたバッテリーで(対策を練る)。ロッテに今、分が悪いのはそういう部分もあるでしょうから」と強調。今季ロッテに負け越している大きな要因が被本塁打の多さにあることを認め、バッテリーの奮起を促した。

 5位に沈む相手に敗れて連勝は3でストップし、試合のなかった2位日本ハムには2・5ゲーム差に迫られた。レギュラーシーズンは残り50試合。上位との直接対決はもちろん大事だが、今季に関しては10試合を残すロッテとの戦いが大きな鍵を握るのは確かだ。

 「しっかり見直して、次戦うときにはしっかり、いい戦いができるように。負け越しているのは確かなので、『何か対策を取らないと』とは思います」。工藤監督は約束した。今季4敗目を喫した大竹も同じ思いのはずだ。「3戦9被弾」の屈辱を必ず優勝への糧とする。 (倉成孝史)

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