ソフトバンク牧原プロ初先頭弾 一人気を吐く猛打賞

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-6オリックス(26日・ヤフオクドーム)

 完敗を喫したチームの中で、攻守に奮闘したのは牧原だった。2点を先制された直後の初回。1番打者として打席に入り、K-鈴木の内角真っすぐを振り抜いた。高く舞い上がった打球は右翼テラス席に着弾。8試合ぶりの2号ソロは、自身初の先頭打者アーチとなった。「長打になればなとは思ったけど、入るとは思わなかったので全力で走った。良い結果になった」とうなずいた。

 5試合連続の切り込み隊長として、その後も快音を奏で続けた。3回は初球カーブを左前へ運び、6回は思い切りよく初球スライダーを中前へ。昨季は出場59試合で9度記録した3安打猛打賞を、今季70試合目で初めてマークした。打線がK-鈴木を打ちあぐね苦戦する中、好機をつくり続けた1番打者は「きょう打てたことはよかったけど、また次、打たないと。毎日打つことでチームに貢献できる」と役割を自覚した。

 試合直前にチームを襲ったアクシデントもカバーした。この日は遊撃に故障から復帰直後で休養日だった今宮に代わって西田が入る予定で、牧原は右翼で先発するはずだった。ところがシートノック時に西田が右脇腹を痛め、出場のないまま途中交代扱いとなり、周東が右翼で出場。急きょ遊撃に入った牧原はきっちり守備機会をこなした。「気持ち的に驚いた部分はあったが、切り替えられた」と胸を張った。

 昨年3割1分7厘を記録した打率は、今季はここまで2割台前半と低迷。「昨年と違い責任の重さを感じている」と一時は食事も取れない時期もあった。それでも「いろんなところを守って、まあ必死です」と前向きに受け止める。本職は二塁ながら遊撃、外野もこなすユーティリティープレーヤーは、チームが勝つために自らがやるべきことを常に考えている。

 ドタバタの中で試合に入ったチームは、牧原と途中出場の上林が9回に放ったソロによる2点しか奪えず敗戦。大きく勝ち越しているオリックスを相手に好機を築けなかったが、リードオフマンの復調は今後への明るい材料となった。 (山田孝人)

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