山本攻略 私がもし対戦するならば/柴原洋氏の目

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西日本スポーツ評論家の柴原洋氏 拡大

西日本スポーツ評論家の柴原洋氏

 ◆ソフトバンク3-5オリックス(27日・ヤフオクドーム)

 高卒3年目の20歳がこんな投球ができる。山本は本当に末恐ろしい投手だ。(田中)マー君やダルビッシュのように力でねじ伏せることもできるし、変化球でかわすこともできる。私も数多くの素晴らしい投手と対戦したが、そうそういないレベルだと断言できる。

 ホークスも8回までは完全に手玉に取られた。155キロの直球も150キロのカットボールも腕の振りが同じなので、打者はほとんど見分けがつかなかったはず。タイミングをずらすカーブ、コースによって落ち方が違うフォークなども含め、全ての球種が一級品だ。

 コントロールも素晴らしい上に、打者心理も読める山本だけに、まずは走者を出して少しでもリズムを狂わせることだ。そのためには、必ずある投げミスをミスショットしないことが大切。9回は明石、釜元、デスパイネが少し抜け気味の球をしっかりと捉えた。

 左打者の私がもし対戦できるならば、バットを振らせにくる低めの変化球を我慢するためにも、自分のゾーンを上げる。そして少し抜けた球を三遊間や左中間に打ち返したい。球威を考えても一発は望みにくいので、次の打者につなぐ打撃を心掛けるだろう。 (西日本スポーツ評論家)

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