さらなる戦力アップに期待/西村龍次氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク9-2オリックス(28日・ヤフオクドーム)

 前日27日の最終回、粘って3得点した勢いを持続することができた。初回の攻防がポイントだった。表でミランダがいきなり先頭に四球を与え、嫌な展開。ここで2番大城から三振を奪うとともに、甲斐が盗塁を刺したことで、ミランダに勢いが付いた。

 結果的に真っすぐに勢いがあったので6回無失点と抑えられたが、ボールが先行してカウントを悪くする場面が目立った。ストライクを先行させ、常に優位な状況で投球できるかが課題。調子が良くなくとも被弾せずに試合をつくるには必要なことだ。

 初回裏の攻撃では好機を逃しそうになった2死から、元気印の松田宣が先制適時打を放ったことで打線に勢いが出た。凡打していたら前日からの勢いは止まり、大量得点する試合展開にはならなかったはずだ。

 30日からロードで西武、日本ハム、ロッテと戦った後、ホームで日本ハム戦。けが人も多く、疲労も蓄積し、厳しい状況だが、シーズンのヤマ場の一つ。この時期に打撃の良い捕手の栗原を外野で起用でき、守ることができることが分かり、スタメンに名を連ねる可能性が出てきた。上林も復調の兆しが見えており、さらなる戦力アップが期待できる。 (西日本スポーツ評論家)

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