海星メジャー型打線大暴れ “つなぎの4番”と“最強2番”活躍

西日本スポーツ

 ◆高校野球長崎大会決勝:鎮西学院1-10海星(28日・長崎県営野球場)

 「メジャー型打線」で海星が5年ぶりの甲子園出場を決めた。4番高谷艦太(3年)が3回に先制打を放つと、4回には新チーム発足時に4番を務めていた2番大串祐貴(3年)が左越えの適時二塁打で中押しした。

 メジャーではいまや「2番最強説」が唱えられ、大谷翔平の所属するロサンゼルス・エンゼルスでも、2番は昨季までメジャー8年間で240本塁打を誇り“最強打者”と呼ばれるマイク・トラウト。最新のトレンドに乗り、海星が夏の甲子園へたどり着いた。

 まず、3回2死二塁の先制機。4番高谷は2ストライクと追い込まれると、バントの構えを見せた。鎮西学院のエース楠本宏武(3年)のスライダーを研究。曲がりっぱなを狙い、ミートポイントを想定してバットを出した。「そこに戻してバットを出す意識」。公式戦本塁打は0本。長打は「完全に捨てた」という“つなぎの4番”がスライダーをバスター打法で捉えて二塁内野安打。二塁打で出塁した大串がホームまで返った。「自分は4番目の打者。チーム打撃に徹すると決めています」と胸を張った。

 続く4回、相手の失策で2点を追加し、さらに2死二塁。ここで再び大串が左中間を破る適時二塁打。こちらは今大会での1本を含む高校通算11本塁打。不調から今春はレギュラーから外れたが、5月の島原合宿で復調すると、そこから2番に定着。「バントは一切したことがない」と今大会もバントなし。いまや、DeNA・筒香嘉智も“最強2番”と呼ばれており、「一緒の感じで、すごくうれしい」と笑みを浮かべた。

 昨年は決勝で敗れた悔しさを胸に、今年はノーシードから勝ち上がった。「去年の決勝戦(創成館に敗退)の経験が大きかった」と加藤慶二監督。“最新鋭オーダー”をひっさげ、夏の甲子園で一暴れするつもりだ。 (喜瀬雅則)

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