西武山川V打「爆発できるように」 苦しんだ7月、最後の最後に結果

西日本スポーツ

 ◆西武2―0ソフトバンク(31日・メットライフドーム)

 重苦しい雰囲気を4番のバットが振り払った。ともに無得点で迎えた8回2死二塁。山川が甲斐野の152キロ真っすぐを打ち砕いた。逆方向へ右中間フェンス直撃の適時二塁打。4打席目で出た先制打は勝負を決する一打となった。

 「集中できていたのでそこが良かった。(本塁打は)いかないなと思ったけど、(外野の)前進守備が見えたので頭は越えたなと。打てて良かった」

 均衡を破っても、塁上では厳しい表情が続いた。「ホームランなら喜ぶ時間はあるけど、ランナーに残るといろいろ考えることもある」。続く森が左前打。全速力で三塁を蹴り、クロスプレーで本塁を陥れた。「あれは回るつもりだった。2点目を取れたのは大きい」と汗をぬぐった。

 苦しんだ7月を殊勲打で締めくくった。月間打率1割7分3厘、4本塁打と低迷。「なかなか思うような結果が出ないことが多かった」と振り返った。ただ、ようやく練習でも好感触を取り戻しつつある。「あと2カ月。徐々に上がっているのでさらに爆発できるように」と自らに期待した。

 チームも3カード連続負け越しから始まった7月を何とか11勝11敗の五分で終えた。3連勝で今季最多タイの貯金4。9日に8・5ゲーム差だった首位ソフトバンクに3ゲーム差まで迫った。辻監督は「まだまだ大きい。3ゲーム差はなかなか縮まる数字ではない」と引き締めた。同一カード3連勝が懸かる一戦から、勝負の8月が幕を開ける。 (小畑大悟)

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