山川に雪辱ソフトバンク甲斐野、先輩の愛ある“いじり”に感謝

西日本スポーツ

 ◆西武10-11ソフトバンク(1日・メットライフドーム)

 一夜でリベンジを果たした。1点リードの8回に6番手で甲斐野がマウンドへ。先頭の山川をスライダーで力ない三飛に仕留めると勢いに乗った。続く森には7球目のフォークでバットに空を切らせ、メヒアを3球で空振り三振に仕留めた。4番から始まった強力な獅子脅し打線に反撃を許さず「正直、昨日やられていたので、絶対にやり返そうと思っていた」と納得顔でうなずいた。

 前夜7月31日の同カード。0-0の8回2死二塁で山川を迎えた。ベンチの指示は勝負。外角低めの152キロを適時二塁打とされた。これが決勝点となり、チームは連敗。2位の日本ハムに0・5差に詰められた。「昨日も抑えないといけなかったんです…。でも先輩方に『切り替えていけ』と言われていたので。きょうは抑えることしか考えていなかった」と迷いなく腕を振り、連敗ストップに貢献した。

 前夜の敗戦後、メットライフドームの長い階段を引き揚げる際、守護神の森が千賀とともにつくったという甲斐野の写真をあしらったオリジナルTシャツを着て登場した。報道陣に囲まれた右腕の姿を見つけると「ちゃんとしゃべれよ」と愛ある“いじり”で励ました。「笑いに変えてくれてありがたかったです」と甲斐野。厚い周囲のサポートもあってブルペン陣の“いじられキャラ”はルーキーイヤーを力強く歩んでいる。

 大きな刺激ももらった。西武の先発は同じ兵庫県出身ドラ1で中学、高校の選抜チーム、大学日本代表でチームメートだった松本航。この日は映像で奮闘する球友の姿をチェックした。「意識しないわけはない。負けたくない思い。ただこれが最後ではなくて、これから何度もあると思う。刺激しあえるようにしたい。札幌に移動して対戦相手も変わるが、しっかり抑えられるように」。ルーキーセットアッパーは首位攻防を見据えた。 (山田孝人)

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