SB千賀の肉体改造 異競技の意外な「師」

西日本スポーツ

 ◆日本ハム0-2ソフトバンク(2日・札幌ドーム)

 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が2安打完封し、4年連続の2桁勝利を果たした。育成ドラフト出身では山口(巨人)に並ぶ通算52勝目を挙げた。

 シーズン前に千賀は、自身の覚醒を確信していたのだろう。春季キャンプ中、「どんな結果になろうと、楽しみ」と開幕を心待ちにしていた。オフに肉体改造して蓄えた筋力で体重は5キロ以上増し、その出力を効率よくするための取り組みを始めた。

 門をたたいたのは、欧米でのプレー経験がある元アメリカンフットボール選手の河口正史氏が都内で開くジム。屈強な欧米人とタックルを繰り返した河口氏は、日本人では動かしにくい骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節の動きがパワーの源であることなどに着目し理論を構築。共感した千賀は東京遠征時に合間を縫って通い「動かそうというよりも、無意識に動いてくれたらいいなという感覚」と語る。

 もっとも、昨季より球速が平均4~5キロも上がった要因は複合的。「何が正解かは分からない。何が良いのかは、試してみないと分からない」。飽くなき向上心が、大きな要因であることだけは確かだ。(ホークス担当=鎌田真一郎)


 

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