西武、オリ山本にまた完敗 わずか1点 辻監督「焼け石に水」

西日本スポーツ

 ◆オリックス4―1西武(3日・京セラドーム大阪)

 20歳の天敵を完全に打ちあぐね、西武が3連敗を喫した。オリックスの山本の前に8回までわずか3安打。9回に無死満塁と攻め立てたが、1点を取るのがやっとで「焼け石に水」とは辻監督。とにかく、この猛牛の若き右腕を打てない。

 「今、一番いいんじゃないの、日本で。数字からいえば2点取れないでしょ?」と辻監督。山本は、規定投球回数到達者の中では、12球団でただ一人の1点台。なのに先発多和田が、1回に3失点。「楽に投げられるよね」と指揮官も脱帽するほどに、山本の投球もさえわたった。

 最速154キロの直球に、140キロ後半のカットボール、フォーク、スライダー、スローカーブと多彩な球種で緩急をつけられる。「早いカウントで真っすぐを打ちにいくけどファウル。するとカウントをつくられて変化球で落とされてしまう。一発で(狙った直球を)仕留められないと、きつくなる」と赤田打撃コーチもお手上げの投球内容。これで山本には今季、24回1/3で26三振を喫し、対戦防御率は「0・37」という散々な結果だ。

 こんな苦境で、ベテランの中村が右足甲の痛みを訴え、5回の第2打席で、代打を送られて交代。リーグトップの32盗塁を誇る金子侑が、右膝に死球を受け2日に出場選手登録を抹消、左ハムストリングスの張りを訴えた源田もこの日は出場なし。天敵を打てず、故障者続出の現状に「塩、盛らないといけない」と嘆く辻監督。6差をつけられた首位ソフトバンクの背中が、次第に遠ざかっている。 (喜瀬雅則)

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