ソフトバンク千葉はやっぱり鬼門か 今季3度目のサヨナラ負け

西日本スポーツ

延長11回1死一塁、ロッテ・清田にサヨナラ2ランを許し、力なくベンチに戻る松田遼(左) 拡大

延長11回1死一塁、ロッテ・清田にサヨナラ2ランを許し、力なくベンチに戻る松田遼(左)

7回無死一塁、送りバントを失敗する牧原 サヨナラ負けし、ベンチで浮かない表情の工藤監督 ホークス今季ロッテ戦成績

 ◆ロッテ4-2ソフトバンク(6日・ZOZOマリンスタジアム)

 やはり千葉は鬼門なのか…。ホークスは2度リードされても、すぐに追い付いたが、延長11回、松田遼が清田に2ランを浴び、今季3度目のサヨナラ負けで連敗だ。2回に甲斐が自身初の2桁本塁打となる今季10号同点弾。8回にもデスパイネが26号同点ソロを放つ粘りは見せた。だが敗れて、ZOZOマリンで今季1勝6敗。2位日本ハムとの2・5ゲーム差は変わらないが嫌な負け方だ。

■今季3度目の屈辱

 つんざくような大歓声が、ZOZOマリンに響いた。2-2で迎えた延長11回。5番手でマウンドに上がった松田遼が先頭のレアードを歩かせ、1死を取ったが、清田に2ボール2ストライクから投じた5球目の甘く入ったスライダーを完璧に捉えられて、左翼席に放り込まれた。

 5月9日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)以来、今季3度目のサヨナラ負け。サヨナラ被弾は初めてだ。松田遼は5月25日にも同じ清田に同じZOZOマリンで決勝弾を浴びた。その時以来の今季2敗目に「打たれてチームに迷惑をかけた。申し訳ない」と右腕はうなだれた。

 先発した高橋礼は7回2失点と粘り、その後を受けた救援陣も踏ん張った。ところが最後にロッテ打線につかまった形だ。ロッテ戦ではカード別ワーストの26被本塁打。工藤監督は「リリーフ陣も先発もよく投げたと思う。まあ、みんな打たれようとして打たれるわけではない。最後の結果は仕方ない」と語った。

 一方で「それまでに(得点の)チャンスはあって、そこで点が取れなかった」と指摘した。アクシデントで先発岩下が1回限りで降板したロッテ投手陣を攻めきれなかった。1-1で迎えた7回。先頭の甲斐が左前打で勝ち越し機をつくったが、牧原のバントは相手捕手の前に転がって、まさかの併殺打でチャンスの芽をつぶした。延長10回も2死一、二塁の好機で松田宣が遊ゴロに倒れた。それだけに指揮官は「次は早く点を取り、うちのペースに持っていけるように」と奮起を促した。

 ロッテにはこれで5勝11敗。工藤監督は今回の敵地3連戦を重視している。本拠地ヤフオクドームでの前回3連戦では2勝1敗と今シーズンで初めてカード勝ち越し。5日の投手練習時には「(前回の勝ち越しは)大きいよ。だからこそ、次の試合が大きい」と強調した。初戦で苦手の相手への流れを変えたかったが、粘った末にサヨナラ負け。ZOZOマリンでは3連敗で、今季は1勝6敗と黒星が大きく先行する。2位の日本ハムが敗れたことで2・5ゲーム差は変わらないことが救いだ。工藤監督は「次、頑張ります」と険しい表情で引き揚げた。 (山田孝人)

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