中村学園女子、玉竜旗に続き2冠 高校総体剣道

西日本スポーツ

■0-2から逆転 有終の4連覇

 苦しみ続けたチームは夏に飛躍し、2冠で有終の美を飾った。玉竜旗を制した中村学園女子は全国総体4連覇。「ここ数年の優勝と違って、勝てるか分からなかったので…」。岩城規彦監督は涙を流しながら選手をねぎらい「よかった…よかった」と繰り返した。

■奥谷代表戦制す

 玉竜旗で現チーム初の全国タイトルをつかみ、成長と強さを確信して臨んだ全国総体。春の全国選抜大会を制した東奥義塾(青森)との決勝は0-2から副将の笠日向子(2年)が1本勝ちすると、大将の奥谷茉子(3年)が面での1本勝ちで2-2に持ち込んだ。そして代表戦で奥谷が小手を決めた。土壇場からの逆転勝ちだった。

 日本代表の妹尾舞香(鹿屋体大)を擁した昨年は2年連続の高校3冠を達成。盤石だった前チームとは違い、全国選抜大会には出場すらできなかった。奥谷は「玉竜旗後から気持ちを緩ませることなく、負けた時を思い出して臨んだ。今までの苦労が結果に出たと思う」と目を輝かせる。奥谷の背中を見つめる笠は「意地と執念を出して先輩がつくってくれた伝統をつなぎたい。まずは選抜優勝を目指したい」と伝統の強さを引き継ぐ決意を示した。 (広田亜貴子)

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