春の王者九州学院2冠 玉竜旗8強の悔しさ糧に連覇 高校総体剣道

西日本スポーツ

 春の王者が8強で終わった玉竜旗の屈辱を乗り越え、地元熊本で頂点に立った。九州学院が2連覇を達成。水戸葵陵(茨城)との決勝で1-1からの大将戦で相馬武蔵(3年)が延長の末に引き分け、本数差で勝った。

 副将戦で貴重な2本勝ちをした米田好太郎主将(同)は「九学で父(米田敏朗監督)と出られる試合は最後。何が何でも日本一になりたかった」と父と抱き合って喜ぶ。相馬も「地元開催の総体なんてなかなかない。熊本に恩返しをできてよかった」と笑った。

 春の全国選抜大会を制したが「満足してしまい、気の緩みが出た」と米田は振り返る。玉竜旗ではノーシードの龍谷(佐賀)に敗れた。ショックは大きくても「負けから学ばせてもらった」と米田は気持ちを切らさないように呼び掛け、2冠へ切り替えた。

 玉竜旗を制した福岡第一との準々決勝では、代表戦で延長の末、相馬が田城徳光(3年)に面を決めた。「(田城に)高校の公式戦で初めて勝った。自信がついた」とチームを波に乗せた。

 米田監督も涙。「自分の息子のように部員と一生懸命やってきた。選手7人、長男から七男までよくやってくれた」。胴上げで宙に舞った時、笑みが浮かんだ。

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