八村擁すバスケ代表で光る万能戦士 イケメン田中、司令塔起用も覚悟

西日本スポーツ

 バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)が31日、中国で開幕する。2006年以来、3大会ぶりに出場する日本のキーマンの一人が、長崎県雲仙市出身の田中大貴(A東京)だ。Bリーグ屈指の万能選手で、本職はシューティングガード(SG)ながら、主力選手の故障で司令塔のポイントガード(PG)での起用も検討されている。12日からはW杯に向けた強化試合も始まる。八村塁(ウィザーズ)の米プロNBA入りなど盛り上がる日本バスケット界。さらなる躍進へ、田中も闘志を燃やしている。

 Bリーグ屈指のイケメンが勝負の夏を前に臨戦態勢を整えつつある。東京五輪の前哨戦となるW杯は世界ランキング1位の米国をはじめ、チェコ、トルコと欧州トップクラスの国と対戦する。「何とか決勝トーナメントに行くことが代表、日本にとっては意味のあることだと思う」。オールラウンダーとしてA東京のリーグ2連覇に貢献した田中がさらに高い目標に挑む。

 シュートの精度が高く、ドリブルの突破力もあり、守備力も抜群。さらに日本代表では新たな役割も求められる。正PGの富樫勇樹(千葉)が7月に負傷離脱。代表のフリオ・ラマス監督は、田中を代役として起用するプランを描いている。

 昨年の代表戦でも一時的に挑戦。それだけに富樫の離脱前から「PGをやる時間帯もあると思う」と想定していた。「うまく、そつなく、こなせるように。状況に応じたプレーを冷静にやりたい」。身長192センチは日本のPGとしては長身で、外国人相手の守備でもメリットは大きい。

 日本バスケット界には“追い風”が吹いている。八村が日本人で初めてNBAからドラフト1位指名された。「今までの日本人では考えられない」という快挙だけではない。昨季は渡辺雄太(グリズリーズ)もNBAでプレーし、今夏に比江島慎(宇都宮)や馬場雄大(A東京)も若手中心のサマーリーグに挑戦。「日本のバスケットにとってはいいこと。代表の競争も激しくなる」と闘志をかき立てられた。

 史上最強の布陣で臨むW杯。「自分の評価を上げるためのチャンスだと思う。いいパフォーマンスをしたい」。東京五輪への飛躍につなげる。

PR

PR

注目のテーマ