ソフトバンク真夏の“大補強” 主力5人一気にきょう昇格!!

西日本スポーツ

打撃練習するグラシアル 拡大

打撃練習するグラシアル

キャッチボールで調整するモイネロ 中村晃 福田 川島 投手練習を見守る工藤監督

■きょうから本拠地3連戦

 真夏の“大補強”だ! 福岡ソフトバンク工藤公康監督(56)が9日、独走態勢の再構築に自信を見せた。10日からの2位日本ハムとの直接対決3連戦(ヤフオクドーム)を前に、国際大会出場のため一時離脱していたグラシアルとモイネロが1軍合流。この2人に加え、故障で戦列を離れていた中村晃、福田、川島も10日に1軍昇格することが決定。主力5人の大量昇格でパワーアップして、まずは眼下の敵を突き放す。

 埼玉→札幌→千葉と3カード続いた長期遠征を終え、11日ぶりに本拠地福岡へと戻った。ビジターでの9試合は4勝5敗と一つの負け越し。それでも、グラウンドに立つ工藤監督の表情は明るく柔らかい。その視線の先では、頼もしい強打者が快音を響かせていた。

 野手陣の休日に、静かなヤフオクドームでフリー打撃を行ったのは、7日に再来日したばかりのグラシアルだ。キューバ代表での国際大会出場を終えた助っ人は、倉野投手コーチを打撃投手に63スイングで12本の柵越え。そのうち10本をスタンドまで運んだ。

 離脱前は打率3割2分9厘、20本塁打、48打点の好成績でチームをけん引。「時差ぼけも疲れもあるが、(10日までに)100パーセントに持っていけるようにしたい」。不在だった7月19日からの18試合は8勝10敗と負け越しただけに、10日の戦列復帰は何よりのプラス材料となる。

 「このまま最後まで1位でいられるように貢献したい」と誓ったグラシアルだけでなく、同じ7日に再来日したモイネロも元気に投手練習に参加した。離脱前は39試合で防御率1・43と抜群の安定感を見せたセットアッパーの戦列復帰でブルペンも強化される。

 2人の不在期間中は2度の3連敗もあり、2位の日本ハムに一時は0・5ゲーム差まで肉薄された。工藤監督が2人の離脱時に「2人が戻ってくるまでが踏ん張りどころ」と話した通り、残ったメンバーが奮闘。苦しい時期を有言実行の戦いで何とかしのいできた。

 3・5ゲーム差の首位をキープして日本ハム戦に臨む10日は、主力の3選手も1軍に帰ってくる。腰痛で6月上旬から戦列を離れていた中村晃、左脇腹痛で7月20日に出場選手登録を外れた福田、左肩痛で2カ月以上離脱した川島で、いずれも実績豊富な顔ぶれだ。

 残り38試合。5人の実力者の大量昇格を前に、工藤監督は「明日(10日)から厳しい戦いも続きますし、経験、実績のある選手たちが戻ってきてくれるのはチームの力になる」と笑みを浮かべた。夏場の“大補強”でパワーアップする工藤ホークスが、ぶっちぎりモードへ突入する。 (倉成孝史)

PR

PR

注目のテーマ