福田 状況判断、一発で決める技術さすが/藤原満氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク2-0日本ハム(11日・ヤフオクドーム)

 日本ハム2番手のロドリゲスにてこずった。打者の手元で微妙に変化し、150キロを超える球でも真っすぐボールがこない。ボールが先行してカウントを取りにきた球でも、ホークスの各打者が打ち損ねていたのはこのためだ。

 ロドリゲスの調子は良く、連打も一発も期待できない状況だった。攻略するにはセーフティーバントや足を使った攻撃で揺さぶりを掛けるのが最良だった。

 ロドリゲスは長身(196センチ)の外国人投手であり、フィールディングもうまくない。しかも、ランナーがいて左打者が入っても三塁手の石井は下がり気味だったので、三塁へのセーフティーバントは成功する確率が高かった。

 それを5回、急きょワンストライクのカウントから代打で入った福田が、いきなりやったのには驚いた。状況判断がすばらしいのはもちろんだが、一発で決める技術の高さもある。こういう選手がベンチにいるところがまさにホークスの選手層の厚さを示している。

 エンドランを絡めてのこの回の2点は、奪い取りにいった得点だ。まともには打てない好投手を攻略しての勝利は、チームに自信を与える。 (西日本スポーツ評論家)

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