願いかなわず神村学園敗退 再会した仲間に託す夢

西日本スポーツ

 ◆全国高校野球選手権2回戦:高岡商4-3神村学園(12日・甲子園)

 土壇場で1点差まで追い上げながら敗れた神村学園の最後の打者、森口修矢(3年)は9回の打席を思い出していた。「真っすぐを狙って振り負けないように気持ちで打った。自分までつないでくれたみんなに申し訳ない」。2死一、三塁から二ゴロに倒れ、チーム初の夏2勝には届かなかった。

 完投した高岡商のエース、荒井大地(3年)を打ち崩せなかった。「真っすぐがシュートしてきて浮き上がる。捉えたつもりが球の下を打っていた」。右横手投げに苦しみ4打数無安打に終わった。

 兵庫県明石市出身。中学時代のチームメートや友達の何人かは明石商に進んだ。進学時、仲間から「一緒に明商(明石商)に行かへんか」と誘われたが「県外の私立校に行きたい」と神村学園へ進学した。

 明石商は選抜大会で4強入り。甲子園で勝ち進み、躍動する友達の姿を見て「うらやましくてちょっと複雑だった」と悔しさもあったことを明かす。夏はチームを引っ張る強打者として甲子園に出場。仲間と再会し「対戦したいね」と話した。

 願いはかなわなかったが、初戦突破した明石商は甲子園優勝を目指して夢が続いている。「自分が負けた分、みんなに頑張ってほしい。次は明石商の応援に来ます」と自らの夢を中学時代の仲間に託した。


 

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