大山最年少V レディースC 【蒲郡】

西日本スポーツ

 真夏の女王の座を懸けた蒲郡ボートのプレミアムG1「第33回レディースチャンピオン」(優勝賞金1100万円)は最終日の12日、12Rで優勝戦を行い、1号艇・大山千広(23)=福岡=が、イン逃げで快勝。初出場初Vを、史上最年少Vのおまけ付きで達成した。2着には地元の4号艇・大滝明日香、3着には3号艇・今井美亜が入った。6日間の総売上額は95億7676万7700円で目標額(90億円)を大きく上回る大盛況だった。

■ヒロイン

 三河の夜空の下で、新ヒロインが大きな花火を打ち上げた。絶好枠の大山千広は、コンマ01の際どいS。「すごく早かったけど、1回放ったので、入っているとは思った」。1Mのターンはやや流れたが、そこは相棒64号機の節一パワーがカバー。「1Mは緊張して、思ったほどハンドルが入らなかったけど、2Mを回って大丈夫だと思った」と、あとは一人旅。圧倒的なV逃げだった。近況はペラ調整に悩む姿が多々見られたが「(川野)芽唯さんが本当にいろいろと教えてくれて…。お世話になっている芽唯さんに優勝を見せたいと思って精いっぱい走った」と敬愛する先輩に最敬礼だ。

 「もっと実力をつけたい」--。その気持ちが大山の強さの原点だ。5月の福岡オールスターでSG初出場。だが「光栄なことだけど」と前置きした上で「自分の力で権利を勝ち取ったわけじゃないので…」と満足できなかった。だがこの優勝で、来年3月のクラシック出場権を“自力”で獲得。「年末(クイーンズクライマックス)というより、クラシックを意識していた。SGは、走ることで勉強する場所。その場をもっと増やしたい」。こだわり続ける実力は、確実に蓄えてきている。

 もちろんこの優勝も、大山にとっては通過点。「SGでも活躍できるように、もっともっとレベルアップしたい」。“女王”になっても、飽くなき向上心で、さらなる飛躍を誓った。 (渡辺将司)

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