西武・山川勝利呼ぶ34号 大乱闘翌日、大乱戦にケリ

西日本スポーツ

 ◆西武8―7オリックス(14日・メットライフドーム)

 みんなが笑っていた。ファン、チームメート、そして誰よりも山川自身の笑顔が一番はじけた。本拠地に響いた「どすこい!」の大合唱。8回無死一塁、7番の山川が34号逆転2ランで大乱闘翌日の大乱戦にけりをつけた。海田の初球のフォークを左翼席最上段へ。「打った瞬間の手応えは完璧でした。最高の場面で打てて、勝てて良かった」。チームを今季最長タイの5連勝に導いた。

 11日のロッテ戦で2年ぶりに4番から外された。「僕の実力不足。調子が悪くても力さえあれば4番は打てる。ここまで打率が落ちるのは力がないだけ」。悔しさを前面に出し、返り咲きを目指す。早出練習では軸足にゴムチューブをつけ、赤田打撃コーチに引っ張ってもらいながらのティー打撃を繰り返した。「とにかく足を使うように。楽をしているつもりはないけど、楽をしようとしていた」と不振の理由を自己分析した。

 代わって4番に入った中村は勝負強さを発揮。山川は「いろいろ考えさせられる。勉強になるけど、あの人に勝たないといけない」と力を込めた。その中村も「今のチームなら本来は山川が4番を打つべきだと思っている」と期待をかける。

 初回の5点ビハインドをはね返しての劇勝。辻監督は「一番打ってほしいバッターが打ってくれてうれしかった。山川のホームランはチームを変える」とうなずいた。7試合連続2桁安打に今季5度目の先発全員安打。今年一番の上げ潮ムードが本拠地を包んだ。 (小畑大悟)

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