ソフトバンク甲斐、天敵美馬攻略3安打 3回先制11号ソロ

西日本スポーツ

 ◆楽天4-3ソフトバンク(15日・楽天生命パーク宮城)

 甲斐がチームの“天敵”美馬を打ちまくった。休養での今季初欠場から一夜明け。3回無死二塁で送りバントを試みたが、3球目を空振りし、飛び出した二走の牧原が三塁で刺された。好機がついえたかに思われたところで、甲斐は「何とか取り返そうと思っていた」と5球目の外角直球を捉えた。打球は強風に乗って右翼席まで届いた。先制の11号ソロ。ミスを帳消しにした。

 勢いは止まらない。5回1死二塁では左前打。スタートを切っていた牧原をかえした。チーム2得点目をたたき出すと、同点の7回には1死から右中間二塁打を放って今季3度目の猛打賞をマーク。2死となって中村晃の左前打で一時勝ち越しのホームを踏み、この回限りで美馬を降板に追い込んだ。

 ホークスは美馬に対し、この試合前まで3度の対戦で2勝を献上し、防御率0・78と苦しめられた。7月19日の前回対戦(楽天生命パーク宮城)では8回終了までパーフェクトという屈辱も味わった。その相手から3安打。「上位につなぐことが僕の役目。コンパクトに振ることだけを意識した。結果的には最高の形になった」とうなずいた。

 今回の3得点全てに絡み、三塁打が出ていればサイクル安打の活躍を見せた。ただ試合後の甲斐に笑顔はない。「勝たないとね。負けちゃったんで意味がない」。先制、勝ち越しと優位に試合を進めたものの、いずれも追い付かれ。サヨナラ負けを喫したリード面の責任を背負い込んだ。

 それでも、8月は33打数13安打の打率3割9分4厘、2本塁打、5打点。打撃が絶好調なのはチームにとって心強い。「まだ試合が残っているし、しっかりとチームの勝利に貢献できるようにしたい」と2位西武との3連戦に目を向けた。 (長浜幸治)

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