10勝到達ソフトバンク高橋礼に刺激を与えた“大けが”

西日本スポーツ

1月の自主トレで日本ハム上沢(左)とダッシュするソフトバンク高橋礼 拡大

1月の自主トレで日本ハム上沢(左)とダッシュするソフトバンク高橋礼

 ソフトバンクの2年目右腕、高橋礼投手(23)が13日の楽天戦で10勝目を挙げた。1年目の0勝からローテ投手として2桁に到達する大躍進。球界でも希少種となったサブマリンに刺激を与えたのは、大けがを負った先輩の前向きな姿だった。

 6月下旬の東京遠征中のことだった。高橋礼はお見舞いのため、ある病院に足を運んだ。入院していたのは専大松戸高(千葉)で2学年上だった日本ハムの上沢。6月18日のDeNA戦でソトの強烈な打球を受け、左膝蓋(しつがい)骨を骨折していた。

 膝の皿が真っ二つに割れた画像を見せながら、今季絶望の先輩は努めて気丈に振る舞ったという。「自分なら『野球を続けられないんじゃないか』と不安で仕方がないと思う」。1年目を終えた昨オフ、自主トレをともにさせてもらった右腕の下を向かない態度に改めてプロの姿を見た。

 上沢は昨季11勝。高橋礼は「1年間、投げられる理由を知りたい」と日本ハムの選手が10人ほど集う“アウェー”の自主トレに飛び込み、体調や状態に投球フォームを適応させる考え方なども学んだ。2年目での2桁勝利は貪欲に学んだ成果でもあった。

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