ソフトバンク千賀先陣きょう得意西武戦 最短19日M点灯

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西武戦に向けキャッチボールで調整する千賀 拡大

西武戦に向けキャッチボールで調整する千賀

指の動きをチェックする千賀 千賀の今季西武戦登板成績

 優勝マジック点灯の先陣は任せろ!! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が16日、5ゲーム差をつけて迎える2位西武との上位対決に闘志を燃やした。17日のカード初戦(ヤフオクドーム)に先発。チームは独走態勢に入っており、19日にも優勝マジックが今季初めて点灯する。今季の西武戦は2試合に先発して、対戦防御率0・00のエースが獅子に引導を渡す。

■シーズン規定投球回へ9イニング

 2年ぶりのリーグ優勝へ向けて独走態勢に入った工藤ホークス。17日から始まる2位西武との直接対決は、千賀に獅子狩りの先陣が託された。19日にも優勝マジックが点灯する可能性もあるが、エースは冷静そのものだった。

 「僕一人でどうこうできることではないので。いい投球をするだけ」。この落ち着きには理由がある。今季の西武戦は2度の先発で計14回を投げて、対戦防御率0・00。登板を控えた16日はヤフオクドームでの投手練習で普段通りにキャッチボールなどで調整した。

 昨季の西武戦は6試合に先発して3勝3敗ながら、対戦防御率5・73はパ・リーグのカード別で最低。12本の被本塁打も同最多だった。一転して「西武キラー」と化した今季は、昨季はそれぞれ4本塁打を許した山川、中村の両大砲を無安打と抑え込んでいる。

 もっとも、西武打線は最近4試合で計36得点と爆発中。奪三振と勝利数でリーグトップの千賀も警戒は怠らない。「『相性がいい』と言えるような打線じゃない。強い打線というのは変わりないので」。一筋縄ではいかない相手であることは十分に理解している。

 加えて、今季はヤフオクドームでの試合に苦戦している一面もある。「僕にとってホームなのかなという数字」と話すように、9試合の先発で防御率3・29。他球場での同1・65(10試合)を大きく下回り、13本の被本塁打のうち、10本を本拠地で被弾している。

 前回登板した8月10日の日本ハム戦もヤフオクドームが舞台。有原に投げ勝って11勝目を挙げたが、渡辺に3ランを浴びるなど7回4失点と誇れる内容ではなかった。「フォームのバランスを見直した成果を出したい。しっかり投げないといけない」と強調した。

 モチベーションを上げる数字もある。134回の投球回はリーグ最多で、17日に9回を投げればシーズンの規定投球回(143回)に達する。「そこは順調。長い回を投げる気持ちは常に変わらない」。昨季の投球回は141回でわずかに届かなかっただけに、目標達成に強い意欲を見せる。

 千賀にカードの初戦を任せた工藤監督の信頼は変わらない。「今まで通り、しっかり1イニングずつ。味方が点を取るまで一人一人抑えていくしかない」。18日先発のミランダ、19日先発の松本まで最高の形でバトンをつなぐ。 (長浜幸治)

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