ソフトバンク柳田 復帰5戦目 初フル出場

西日本スポーツ

 ◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク1―0オリックス(17日・タマスタ筑後)

 左膝裏肉離れからの戦列復帰を目指す柳田悠岐外野手(30)が17日、ウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)に3番中堅で先発出場し、実戦復帰5試合目で初のフル出場を果たした。2打数無安打に終わったものの、中堅守備は無難にこなした。18日の同戦もフル出場する予定で、1軍復帰へまた一歩前進した。試合は川瀬がサヨナラ打を放ち、1-0で勝利した。

■「3番中堅」2の0 2四球

 「ギータ」の大歓声が、ブーイングに変わった。0-0の8回2死二塁で迎えた柳田の第4打席だ。打席に向かおうとするとオリックスベンチは申告敬遠。思わず苦笑いを浮かべながら一塁に向かった。

 「左(投手)を打ってなかったから打ちたかったですけどね」。復帰後4試合での計11打席はいずれも右投手が相手で、8回のマウンドに上がっていた左投手斎藤と対戦すれば実戦感覚を呼び戻す機会となりえただけに悔しがった。

 初回無死一、二塁の第1打席では低めの変化球にバットが空を切り三振に倒れるなど、この日は4打席で2打数無安打2四球と快音は聞かれなかった。一方で感覚が戻りきっていない中堅守備は無難にこなした。16日の試合では復帰後初めてのフライ処理で落球し「(夜なので)打球が星に見えた」と頭をかいたが、この日は5回無死で宗の中飛をしっかりと正面に回ってキャッチした。

■前夜落球も守備はきっちり

 守備につきながらフル出場した意味は大きい。試合は9回にサヨナラ決着したが、小川2軍監督は「8回に打てなかったから、『延長10回に打席が回ったらいきます』と(柳田が)言っていた」と舞台裏を明かした。実戦復帰後の2試合は指名打者で出場し、中堅守備についたのはこの日で3試合目。試合前練習でも打撃はもちろん、守備や走塁も積極的にこなすなど、患部への不安はほとんど消えつつあるようだ。

 早ければ21日のオリックス戦(ヤフオクドーム)から1軍復帰が見込まれている。「体力的にはきついけど、いい疲れ。しっかり寝てまたあした頑張ります」と笑顔で球場を後にした背番号9の帰還は目前に迫っている。 (長浜幸治)

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