4番も?川崎宗則に台湾で全打順構想 その狙いは

西日本スポーツ

ファンの子どもが着たユニホームの背中を見せ「すごい対決があったんだ」と、日本球界の名勝負を台湾メディアに紹介する川崎(中央) 拡大

ファンの子どもが着たユニホームの背中を見せ「すごい対決があったんだ」と、日本球界の名勝負を台湾メディアに紹介する川崎(中央)

 【斗六(台湾)森淳】台湾であるぞ4番!? 台湾プロ野球(CPBL)味全で現役復帰した川崎宗則内野手兼客員コーチ(38)に驚きの打順構想が浮上した。キャンプ2日目の18日は初日に続きファンイベントに出席。元台湾代表捕手の葉君璋監督(46)は起用方針に触れ、1~9番の全打順に置きたい考えを明かした。その真意とは-。

 17日にキャンプインした川崎。球団OBを交えた余興とはいえユニホームを着用して試合にも出た。そこで投手もこなし「体がバリバリ。朝起きたら、何じゃこの張りは…と」。一方、現役時代の国際試合で川崎のいる日本代表と対戦もした元捕手の葉監督は「いい動きだった」と認めていた。

 川崎が現役復帰を表明した際の「選手9割」発言から、今キャンプでも話し合い、指揮官として選手の立場を尊重しているという。守備位置は「二塁と遊撃の両方で考えている」と即答。打順については「1~9番全部、どんどん入ってやってもらいたい」と真顔で口にした。

 俊足巧打タイプの川崎はダイエー、ソフトバンク時代に4、5番以外の打順を経験。米大リーグのブルージェイズで1試合だけ5番の経験はあるが、4番はない。その川崎に主軸も期待するのは「見本に」との思いからだ。CPBLに復帰して間もない味全は、ドラフト指名したばかりの選手が大多数。「いろんな役割で、若い選手に手本を見せてもらいたい」と実演を望む。

 同監督は台湾に限らず米マイナーでも指導経験があり、打順の固定観念は薄い。「主軸も9人のうちの一人。打撃で一番大事なのは芯を捉えること」とミートとつながり重視だ。「状態が良ければ川崎は90パーセント先発」とレギュラー有力の見方で「ベテランは疲労回復が大変。全力でサポートする。宝物として扱いたい」と、リップサービス込みでも重宝していた。

 休日の19日を挟み、本格的なチーム練習が始まる。直近では9月19日に中国のチームとの試合が組まれた。川崎は「試合に出られる準備はしてる」と強調。「だいぶ出てないけど自信はある。野球選手だからね。うまいんだわ。試合の中でいろんなプレーをしたい。どんどん出たい」とその気だ。

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