打順に驚き 相手が嫌がる「2番・柳田」/柴原洋氏の目

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4―14オリックス(21日・ヤフオクドーム)

 復帰した柳田の2番という打順には驚かされた。脚に不安があるから1番には置きづらい。クリーンアップを崩したくないなどの理由は考えられるが、面白いオーダーだ。結果的にこの打順が初回に機能したことで、ベンチにとっては一つのオプションになった。

 今後も継続するかはともかくとして、何より相手にとっては嫌だろう。バントがないから簡単に1死を計算できない。出塁率の高い打者だからチャンスメークや一発も期待できる。内川が感じよく振れていたのもあって、相手バッテリーはかなり苦労したはずだ。

 いきなり安打を放ったとはいえ、柳田はまだ全開とはいえない。試合前練習を見ていると負傷した軸足のふらつきがあったし、当然ながら走りだしの怖さもあるはず。今季はそんな不安とも付き合うしかなく、どこまで状態を上げていけるかが今後の焦点となる。

 それにしても、柳田の存在感の大きさを改めて知る試合だった。ベンチにいるだけで雰囲気が違う。打席の姿からはある程度ボールが見えていることも伝わってきた。あとはコンタクトの精度。ペナント争いが大詰めを迎える中でどんな活躍を見せてくれるか、大いに期待したい。 (西日本スポーツ評論家)

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