現役最後「神の子」トーレスの神対応 記者会見でとっさの機転
◆明治安田生命J1第24節 鳥栖1-6神戸(23日・駅前不動産スタジアム)
この試合限りで現役引退するJ1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が試合後、引退セレモニーと、記者会見に臨んだ。
セレモニーでピッチを一周する途中、神戸MFイニエスタ、FWビジャと抱擁。その後、スペイン語通訳を伴ってスタジアム内の会見場に現れた。
日本に限らず、海外メディアも取材に訪れており、中には英語での質問も。通訳は英語が堪能でないことから、イングランド・プレミアリーグのリバプールとチェルシーでプレー経験のあるトーレスが、そのまま英語で返答を始めた。
トーレスは返答を終えると自身の判断で、通訳にスペイン語で質問を説明。最終的に通訳が、日本語でメディアに質問と回答を伝えることができた。
「今日の試合やセレモニーでエモーショナルだった部分は」との質問には「ビデオメッセージが届いたし、ビジャやイニエスタと抱き合ったところは、涙がこらえきれない瞬間ではありました。でも、悲しくはない。いつの日か『こうやってサッカーはもうできないのか』と悲しくなる時が来るかもしれないけど、自分の素晴らしいサッカーのキャリアの中で、こういう終わり方ができて、幸せな気持ち」と返答。同時に投げかけられた「キャリアで何か後悔していることは」との質問には「何もないです」と答えている。
エル・ニーニョ(神の子)の愛称で知られるトーレスが機転を利かせ、会見はスムーズに進行した。拍手の中で、トーレスが手を振り会見場を後にしたのは午後11時半ごろ。フル出場した試合が終わってから、約2時間半が経過していた。




























