J1鳥栖、今季最多6失点 トーレス引退試合飾れず

西日本スポーツ

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ゴールを狙うフェルナンドトーレス

 ◆明治安田生命J1第24節 鳥栖1-6神戸(23日・駅前不動産スタジアム)

 去りゆくチームメートを白星で送るはずが、屈辱的な大敗だ。鳥栖は神戸のパスワークに終始翻弄(ほんろう)され、今季ワーストの6失点。J2自動降格圏の17位松本に勝ち点1差に迫られ、高橋秀は「彼のためにより良い順位、雰囲気で送り出したかった。はらわたが煮えくりかえる」と悔しさをあらわにした。

 アウェーが3試合続いた直近の公式戦で3連勝。最高の流れで引退試合を迎えたはずだった。だが生命線のプレスがイニエスタら神戸の豪華なタレント陣に通じない。前半11分に先制された後は追いつこうと前掛かりになったところでカウンターの餌食になった。

 その中で、最後まで前線でボールを追って奪い、アシストしようとするフェルナンドトーレスの姿はイレブンの目に焼き付いた。高橋秀は「間違いなく今日の鳥栖の中で光り輝いていた。これを見て、何を感じてどう動いていくかが重要」と残留争いへの糧にすることを強調した。

 試合後のロッカールームでフェルナンドトーレスは選手に「みんな高い質を持っている。自分を信じてやることが大事」と言葉を掛けたという。「また帰ってくるというので、そのときに良い報告をしたい」と福田主将。この大敗を笑顔で振り返られるよう、レジェンドの闘志を引き継いで残留へ突き進む。 (末継智章)

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