トーレス最後に「涙こらえきれない瞬間」会見全文1
J1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が、23日の神戸戦(駅前不動産スタジアム)を最後に18年の現役生活に幕を下ろした。試合後に引退セレモニーが行われ、スタジアム内で記者会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。(1)
(冒頭あいさつ)
まず、日本のマスメディアの方に感謝の気持ちを伝えたい。自分が来ることで日本のJリーグを前進させる、そういう目標を果たせたと思うし、今後もJリーグの力になれると思っている。何より、皆さんに感謝している。どんな質問にもできる限りお答えしたい。よろしくお願いします。
-現役を終えた今の率直な心境は
自分は本当に恵まれた人間だと思う。18年間のサッカー人生で、7、8歳ぐらいからサッカーを始め、楽しみながらやってきて、好きなことで仕事ができて。本当に恵まれた人生だったと思っている。
そして、ともにプレーした仲間、相手チームの人たちも、常にハイレベルな中でやれた。何より、自分は諦めないという気持ちで、常に物事に取り組んできて、自信になった。諦めずにできたことは幸せなことだったんじゃないか。
-多くの観衆(2万3055人)が来場した。世界中にいるサポーターへのメッセージは
悪いときも良いときも常に、どんなクラブにいたとしても、サポーターの方が応援してくれた。まるで一つの宗教のような感じだった。プレーしてきたチームのサポーターには本当に感謝している。相手チームのサポーターも自分を成長させてくれた。本当に幸せに思っている。
-今日の試合、セレモニーを含めてエモーショナルな部分はあったか
ビデオメッセージ(イングランド・プレミアリーグのリバプールで同僚だったスティーブン・ジェラード氏から)が届いたり(神戸の)ビジャ、イニエスタと抱き合ったり、そこはちょっと涙がこらえきれない瞬間ではあった。
でも、今日は悲しくない。自分の素晴らしいサッカーのキャリアの中で、こういう終わり方ができて、今は幸せな気持ちです。いつの日か「こうやってサッカーはもうできないんだな」と悲しむ時が来るかもしれないけど、今は本当に幸せな気持ちでいます。
-キャリアで後悔することはあるか
何もないです。
-ジェラード氏のビデオメッセージへの感想は
彼と一緒にプレーした数年が懐かしい。彼のおかげで自分が到達できると思っていなかったレベルに到達することができた。彼の責任感を踏まえて、そういう気持ちでいる。彼は自分にとっての宝物。私を尊重して、よく見てくれた。
-この試合の前後に家族とはどんな会話をしたか
今日は本当にスペシャルな日だと話していた。3人の子どもたちは、まだ詳しいことまで理解できていないかもしれないが、妻は自分のスタートの時から、いいときも悪いときも…いろんな苦しみもあったし、楽しみもあった。
これからは自分の家族との新しい歴史が始まっていく。ここまでのサッカー人生は本当に、最高に楽しんだ。ここから新しいステップをみんなで歩んでいって、またつくっていければと話した。子どもたちは大きくなった時、本で読んだり、見たりしたら、今やっていることが理解できてくると思う。
(2へつづく)




























