トーレス次代へ伝言「何より重要なこと」会見全文2

西日本スポーツ

家族から花束を受け取り笑顔を見せるフェルナンドトーレス(右) 拡大

家族から花束を受け取り笑顔を見せるフェルナンドトーレス(右)

 J1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が、23日の神戸戦(駅前不動産スタジアム)を最後に18年の現役生活に幕を下ろした。試合後に引退セレモニーが行われ、スタジアム内で記者会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。(2)

-子どもたちに夢を与えられる選手として、現役を終えることをどう感じているか

 子どもたちにとって何より重要なことは、夢を持つ、目標を持つということ。その目標が大きくて、困難であればあるほど、得られるものは素晴らしいと思う。

 そして子どもたちも、何かをプレゼントされるということではなく、自分たちで努力して、謙虚に物事に取り組んでほしい。そうやって自分もやってきたし、皆さんもそういう気持ちでやってくれたらと思う。

 スポーツの世界でもそうですけど、目標に向かっていく人間に対して、周りには間違いなく「それは無理だ」とか「難しい」とか、そういうことを言う人間が必ず現れる。でも、そういった人たちは遠ざけるべきだ。必ずポジティブな仲間たち、助けてくれる人たちを周りに置いて取り組んでいったらいいと思う。

-最後までゴールに向かう姿勢が印象的だった。最後の試合でも信念を貫けたか

 日本に来てから何回も言っているが、自分自身は良いときも悪いときも常に諦めずにやっている。実際、そういったやり方しか知らない。常に一日一日、必ず良くなるようにと続けていった、努力を惜しまない姿勢は何も変わらず、最後までやり抜けたと思う。

-日本でプレーして1年ちょっと。リーグ戦35試合に出場して、一番印象に残る、思い出の試合は

 強いて選ぶのであれば、昨シーズンの横浜M戦です。

※2018年11月24日の横浜M戦で、フル出場したトーレスは試合終盤に決勝ゴール。鳥栖は1試合を残して16位以上を確定させ、J2自動降格を回避した。

-FW、ストライカーとして向上心、野心をどうやって維持してきたか

 一人の人間がFWでプレーすることを選んだら、ゴールを決めなければならない。その人間がレギュラーとしてピッチに立つのは、ゴールを決めているということ。だからやはり、決め続けないといけなかった。

 いいプレーをしたとしても、点を取らなければ監督から外されてしまう。若い選手、FWの選手に助言するなら「ゴールを決めなさい」ということ。「うまいプレーをしろ」ではなく、それだけを言いたい。

 (3へつづく)

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