トーレス語る鳥栖「単純だが簡単でない」会見全文3

西日本スポーツ

6月の引退会見でのフェルナンドトーレス。左は鳥栖の竹原社長 拡大

6月の引退会見でのフェルナンドトーレス。左は鳥栖の竹原社長

 J1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(35)が、23日の神戸戦(駅前不動産スタジアム)を最後に18年の現役生活に幕を下ろした。試合後に引退セレモニーが行われ、スタジアム内で記者会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。(3)

-鳥栖というクラブに今持っている思いは

 自分がここに来る上で決め手になったのは、このチームの常に謙虚な気持ちと、クラブの規模は小さくても、常に野心を持ってプロジェクトに取り組んでいく勇気。自分はそういった困難のある物事に対して寄り添ってサポートしていく考え方が好きです。

 鳥栖が将来、クラブとしてしっかりと組織的なものをつくり、いい方向に向かっていけるように手助けしていけたらと思う。

-鳥栖のサポーターは「トーレス選手の加入でチームの注目度が高まった」「世界にサガン鳥栖の名前が広まった」と非常に感謝していた。鳥栖のサポーターはどんな存在だったか

 自分自身は常にオープンマインドで、いろんなものを受け入れる姿勢でいる中で、サガン鳥栖のサポーターたちは悪いときもいいときも、常に応援し続けてくれた。それはとてつもないこと。サガン鳥栖のサポーターは喜びとポジティブな気持ちを自分たち、そして自分に与えてくれた。

 そして昨年、J2降格の危機から救った時に、皆さん泣いていた。それは本当のパッション、情熱だと思っています。本当に多くのことを教えてくれました。自分自身の努力とやってきたことに対して、皆さんがそれで楽しんでくれたらと思っています。

-今後はグラウンドの外から、鳥栖が将来タイトルを獲得するためにどんな働きかけをしていくか

 まずはクラブのオーガナイズ(組織化)の部分。全員が同じ方向を向いていくとか。例えばチームのスタイルを確立して、下部組織から育成して、それに適応できる選手を獲得するとか。

 そしてクラブの周りを取り囲む全ての人間を、ポジティブな人間で固めていく。これが本当に重要なこと。シンプルだが、簡単なことではない。

 (4へつづく)

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